【台北永康・大來小館】この店だけで台湾グルメ制覇？！人気のエリア・東門で堪能　台湾定番料理＆グランプリ級グルメ

台北で定番のレストラン「大來小館」とは

台北でも屈指の有名店やグルメ店が集まり、日本人にも人気のエリアである「永康街」。その近くのMRT東門駅から数分に構える、台北市民にも定番のレストラン「大來小館」は、創業30年以上の歴史を持ち、現在では金華・永康・麗水に3店舗を展開しています。

数多くの美食家達の舌を唸らし、多くのグランプリを制覇した「冠軍滷肉飯（ルーローファン）」や、台湾の伝統的な食卓料理「清燉佛跳牆（フォーティャオチァン）」「紅燒魚五柳枝」「雞仔豬肚鱉」「家常小點炸雞捲」などが、女将の素晴らしい手さばきで華麗に登場してきます。評判はすぐに広まり、噂を聞きつけた美食家たちが毎日のようにやってきて店は大繁盛。気がつけば、麗水店から永康店にまで進出を遂げ、多くの人々が集う人気の定番店へと成長していきました。

今回ご紹介する金華店は台湾の伝統的な料理を中心に、女将の創作料理や懐かしさが漂うノスタルジックな料理を提供しており、どんな客層でも幅広く台湾料理を楽しむことができます。

2017年「台湾ルーローファン祭り」で選出されたルーローファン

台北市のルーローファン祭りでグランプリの栄冠を獲得したことのある「大來小館」。肉付きの良い豚肉を使用しながら、女将の創意工夫を重ねたこのルーローファンは、今まで我々が持っていた脂っこいイメージとは違い、非常に口当たりが良く風味も繊細でさわやか。気がつくと何杯でもおかわりできてしまうほど、やみつきになる一品です。

清燉佛跳牆（フォーティャオチァン）｜台湾の定番料理

一番のおすすめは「佛跳牆（フォーティャオチァン）」と呼ばれる、豚足・貝柱・あわび・ふかひれ・冬筍など15種の具だくさんのスープ。他店とは異なり、お芋を入れていないのが特徴的です。

櫻花蝦竹筍（筍と桜えびの炒め物）｜大來小館の看板料理

玉子・桜えび・筍など、素材それぞれの食感と風味を楽しめる人気メニュー。台湾人にとっては、どこか懐かしさがある料理なのだとか。高タンパク質で身体にも嬉しい料理です。

小封肉（豚の角煮）｜何層にもわたる豊かな風味　

香りが強く出るまで煮込んだ三層肉を使用。脂と赤身の肉のバランスが絶妙で、とろけるような肉汁が口の中で広がっていきます。冷めても却って肉の柔らかさが増すため美味しくいただけます。

炸雞捲（鶏肉の揚げ湯葉春巻き）｜パリッと仕上げた昔ながらの味

キャベツ・人参・肉の細切り・魚のすり身を合わせて湯葉で巻き、揚げていきます。揚げ物ではありながら、さっぱりとした味わい。特製ソースが食材の味をさらに引き立てます。閩南語で“余った食材を巻いた料理”を意味する「加捲（ガーガン）」という名に由来し、時を経て発音の似ている「雞捲（グィガン）」となりました。現代では豚肉など使用しても「雞捲」と呼ばれています。

紅燒魚五柳枝（揚げ魚のあんかけ）｜サクサクと甘酸っぱい美味しさ

まるごとパリッと金色に揚げた魚に、野菜たっぷりの甘酢あんソースを添えて。外側のサクサクとした食感とは異なり、魚の身はふんわりと柔らかく、口の中でほどけていきます。

雞仔豬肚鱉（すっぽんと鶏肉のスープ）｜コラーゲンたっぷりの一品

とくに女性達に愛されてきたこちらのスープは、外側から中の層へと、豚の胃袋・すっぽん・鶏肉の順に素材を重ねる煩雑な調理工程で作られています。時間をかけて煮こまれたその味わいは、意外にもスッキリとした甘さ。供される前に秘伝の薬酒を少し注ぐのが「大來小館」流です。

「大來小館」は、伝統的な味との融合や素材の追求だけでなく、現代人に向けて減塩や減油のニーズにも応えてきました。台北を訪れた際には、グランプリを獲得したルーローファンをはじめとする、上質な台湾料理の味をぜひ堪能してみてください。

大来小館メニュー

金華店メニュー（中国語）　
金華店桌菜單
金華店メニュー（日本語）　
金華店最新日文菜單
永康店・麗水店共通メニュー（中国語）　
永康及麗水店最新菜單

 【大来小館 金華店】
 住所：台北市大安区金華街140号
 電話番号：(02)2395-7889
 営業時間：月～日11:00–14:00, 17:00–22:00
  
 【大来小館 永康店】
 住所：台北市大安区永康街7巷2号
 電話番号：(02)2357-9678
 営業時間：平日11:00–14:00, 16:30–21:30、週末11:00–21:30
  
 【大来小館 麗水店】
 住所：台北市大安区麗水街13巷2号
 電話番号：(02)2356-7899
 営業時間：火～日11:30–14:00, 16:30–21:00、月曜定休

出典：遊譜YOUPUT