【OPENちゃん美味認定】台湾の素食文化を広める! ベジタリアン朝ごはん専門店「台湾早餐天国」

TAIWAN美味2024認定

こんにちは! OPENちゃんです。

OPENちゃんが「本当においしい日本の台湾グルメ」を紹介する企画、その名も『TAIWAN美味認定』。
今回は、東京・池袋にある台湾の素食(ベジタリアン)朝ごはん専門店「台湾早餐天国」を紹介するよ。

西池袋の立教通りをテクテク歩いていると……かわいいキリンのイラストが描かれた看板を発見!

2019年に日台ハーフの店主が台湾の軽食やベジタリアンフードが楽しめるカフェ「TSUMUGU CAFE〜台湾茶とベジフードのおみせ〜」をオープン。

2021年に、同じ場所で朝の空いた時間を活用して台湾の朝ごはん文化を広めようとオープンしたのが「台湾早餐天国」なんだ。

「素食(ベジタリアン)」に特化した台湾グルメが味わえる唯一無二のお店で、台湾本場の食材を活かしたオリジナルメニューはここでしか食べられないものばかり。

早くみんなに紹介したくてウズウズ……♪
さっそくお店に、おじゃましま~す!

笑顔の素敵な台湾人ママと、日台ハーフの姉弟に囲まれてにっこり

台南出身の明るくパワフルなママと、丁寧でものごしのやわらかい日台ハーフの姉弟が笑顔でお出迎えしてくれたよ。

おしゃれな店内はとっても広々としていて、居心地のいい空間。
食べる前からほっこり温かい気持ちになっちゃうね♪

子連れでもゆったり食事のできるソファ席や、仕事もはかどるコンセントつきの広いテーブルも。
台湾現地の表記で書かれたメニュー名にテンションUP!

素食グルメとだけあって、すべての料理は、肉、魚、五葷(ネギ・にんにく・にら等)を使っていないんだって!※1

「素食」とは、台湾でベジタリアンメニューのことをいうよ。
実は、約10人に1人はベジタリアンというベジタリアン大国、台湾。
街を歩いていてもそこらじゅうに「素食」と書かれた看板を見かけるくらいポピュラーな食のスタイルなんだ。
日本ではあまり馴染みがない人も多いかもしれないけど、ベジタリアンじゃなくてもおいしく楽しめる台湾グルメばかりなので、ぜひみんなに食べてほしいな。

それじゃ、今日はぼくとご家族おすすめのメニューを全部で7つ紹介するね!

10 種類以上の味から選べるオリジナル「蛋餅」は本当におすすめ!

ココに来たら、まず絶対に食べてほしいメニューは「蛋餅(ダンピン)」。
おかず系からスイーツ系まで、期間限定メニューを合わせるとなんとその味、14種類!

どれにしようか迷っちゃうけど、ぼくのおすすめは「火腿起司蛋餅(ハムチーズダンピン)」。
弾力のあるモッチモチの生地に、半熟の卵焼き、ハム、チーズがぎっしりつまった食べ応えのある一品。

大豆由来のハムを使った「火腿起司蛋餅(ハムチーズダンピン)」

ほんのり甘さのある大豆由来のハムは、食べた瞬間に台湾を思い出す懐かしい味……。
「蛋餅」の味の決め手ともいえるソースは、甘さと酸味のバランスが絶妙で、朝からパクパク食べられちゃうほど美味!

「麻辣素肉蛋餅(マーラーそぼろダンピン)」と「櫻花蛋餅(さくらダンピン)」

渋谷さん一家のおすすめは、新メニュー「麻辣素肉蛋餅(マーラーそぼろダンピン)」、スイーツ系の「花生蛋餅(ピーナッツクリームとピーナッツ粉をトッピング)」、期間限定の「櫻花蛋餅(さくらダンピン)」。

ぜんぶで4つの「蛋餅」を朝から独り占めして、まさに、蛋餅天国!

ピリ辛でボリューム満点「麻辣素肉蛋餅(マーラーそぼろダンピン)」

数か月前に開発したという新メニューの「麻辣素肉蛋餅」は、ピリ辛のそぼろがたっぷり入ってボリューム満点!
辛さもひかえめなので朝からでもペロリ。卵焼きとの相性もバツグンでこれはぼくの好きな味……あれ、お箸がとまらないぞ。

ザクザク食感の「花生蛋餅(ピーナッツクリームとピーナッツ粉をトッピング)」

甘いスイーツ系の「蛋餅」は台湾でも珍しく、ここでしか食べられない創作メニュー。
ザクザク食感のピーナッツがたっぷり乗った「花生蛋餅」は、甘いピーナッツとしょっぱい卵焼きが絶妙にマッチ! 朝ごはんにも、おやつにもぴったりだね。

期間限定のさくら餡の入った「櫻花蛋餅(さくらダンピン)」

まさに日台をつなぐ「蛋餅」。ぼくも生まれてはじめて食べたんだけど……これがおいしくて、たまんない!
桜餅のような桜の餡がぎっしり入って、卵焼きのしょっぱさ加減とも絶妙に合うの。

期間限定の変わり種メニューは今後もいろいろ開発予定だそうなので、次の新蛋餅にも期待大だね!

朝ごはんの定番「大根餅」と、台南ふるさとの味「粽(栗入り手作りちまき)」
お店の看板メニュー「粽」は絶対に食べよう!

お店の看板メニューでもある「粽(栗入り手作りちまき)」も本当におすすめ!
台湾では北と南でチマキの作り方や味が違って、どっちがおいしいか? というチマキ論争がよく繰り広げられるけれど、ここはママの出身、台南の味。
ママがおばぁさまから教わったレシピで再現した、ふるさとの味なんだよ。

“蒸して”作る台北とは違って、台南は“煮て”作るのが主流なんだそう。
中には栗、しいたけ、大豆ハム、ピーナッツの具がゴロゴロ入って、お肉がなくても食べ応えバツグン!
味の染みたモチモチのもち米の食感もたまらないね。
どこか懐かしい素朴な味付けで、何度でも食べたくなっちゃうよ。

食べておきたい朝ごはんの定番「大根餅」

台湾の朝ごはんで人気のメニューといえば「大根餅(ダイコンモチ)」。
試行錯誤を重ねてできたオリジナルの味付けで、モチッとした食感と甘じょっぱいソースが美味!

ちなみに、メニューに添えられている可愛いイラストは、渋谷さんご自身が描いたものなんだって。
もともと設計師として活躍していた店主は、店内の設計や家具や装飾のデザインもぜんぶ手掛けているんだ。多彩な店主のセンスが料理だけでなく店内のいたるところにあふれているのを感じるね。

素材の味を活かしたシンプル・イズ・ベストな「プレーン豆花」と「阿里山茶」

自家製の「豆花」は、とってもなめらかでツルンとした口あたり。
トッピングを入れてもおいしいけれど、素材の味を活かした自慢の一品だからこそ、シロップだけで食べるプレーンが一番おすすめなんだって。
ほんのり甘くて素朴な味わいで、朝にぴったりのやさしいデザートだね。

楽しそうに台湾茶を淹れてくれるママといっぱいおしゃべりしたよ♪

ママが特別に目の前で台湾茶を淹れてくれたよ。※2
店内で飲める台湾茶は、ママが厳選した本格台湾茶葉を使っているんだって。

ママは14歳のころ、大の台湾茶通だったお父さまから飲ませてもらった台湾茶の味に感動して、ふるさとの味を娘と息子にも伝えたいと思うようになったそう。
今では子どもたちだけでなく、お店に来たたくさんの人たちにも、ふるさとのおいしい味を届けているんだね。

別れ際に頭を愛でられまくるOPENちゃん

「もっとこうしたらおいしくなる!」「これは日本人の口には合わないんじゃないかな?」「理想の台湾の味にもっと近づけよう!」……なんて、時には3人で仲良くケンカもしながら、たくさんコミュニケーションをとって、日々メニューを開発しているんだって。

素敵な子どもたちに囲まれて、とっても幸せそうなママ。家族を大切に想い合う3人の顔を見ていると、ぼくもなんだかほっこり嬉しい気分になっちゃった。

今日はたくさんおいしい台湾グルメを堪能できて本当にしあわせ♡
まさに、「台湾早餐天国」にいる気分だね。

台湾のおいしい素食文化と茶文化が、「台湾早餐天国」を発信基地として、もっともっと日本に広がっていくといいなぁ。

ご家族3人の「美味しく満腹にそれでいて幸せになっていただきたい」というやさしい想いが、これからもたくさんの人に届きますように……!

【紹介店舗】
台湾早餐天国
住所:東京都豊島区西池袋3丁目36-20 サンホワイトマンション1階
営業時間:土・日曜 7:30-12:00(L.O.11:30)
水〜金曜 9:00-11:30(L.O.11:00)
定休日:月・火曜
▶インスタグラム
ランチタイムから「TSUMUGU CAFE〜台湾茶とベジフードのおみせ〜」として営業
▶インスタグラム


【今回紹介したメニュー】
・火腿起司蛋餅(ハムチーズダンピン)  590円(税込)
・麻辣素肉蛋餅(マーラーそぼろダンピン)550円(税込)
・花生蛋餅(ピーナッツクリームとピーナッツ粉をトッピング)410円(税込)
・櫻花蛋餅(さくらダンピン)590円(税込)※期間限定
・粽(栗入り手作りちまき)600円(税込)
・大根餅(ダイコンモチ)330円(税込)
・豆花(トウファ)420円(税込)
・本日の台湾茶(阿里山茶)210円(税込)

※1 すべての料理は、肉、魚、五葷(ネギ・にんにく・にら等)を一切使用しておりません。
一部に卵・乳製品を使用
※2 お母さまのご厚意により特別にテーブルにて台湾茶をお淹れいただきました。

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