留学生がまずは知っておきたい、ランチスポット3選。[永康街編]

留学
美味しいものがたくさんの台湾での留学生活中、毎日お昼を食べる場所に悩んでしまいますよね。 今回は師範大学や淡江大学から近い永康街でおすすめのランチスポットをご紹介します。 台湾らしい小龍包や、ローカル感たっぷりのお弁当屋さん、おしゃれなカフェまでおすすめを厳選。

 

時には一人でサクッと。

また時には新しくできた友人たちと中国語学習や台湾生活について語りながら食を共にする時間は、きっと留学の大切な思い出になるはず。

観光地でもあり、数々の大学や語学センターが集まる文教地区でもある永康街界隈は、ランチ難民になることはないくらい、食が充実しています。

今回は入門編として、まずは知っておきたい便利なランチスポットをご紹介!

学食のように通える「好公道・金雞園」。

師範大学のすぐ裏手にある、「食堂」と呼びたくなるようなレストラン。

師範大学の語学センターに通っていた頃は私自身もよくお世話になりました。

二階建ての建物の一階は厨房と会計カウンター。二階がテーブル席になっています。

ランチからディナーまで通し営業だから、授業時間の都合でランチタイムから外れてしまってもOK。

店内が広いので、グループでも入れるのがありがたいポイント。

クラスメイトたちと一緒にワイワイ食事するのにぴったりです。

店内は世界各国から台湾に留学しに来ている学生たちでいっぱい。皆が覚えたての中国語でコミュニケーションしているのが、こちらの日常風景です。

叔父が1973年に開いたこの店を中学卒業とともに手伝い始め、今に至るという李店長。

店名にもなっている「好公道」とは、皆に対してフェアで、お手頃であるという意味だと教えてくれました。

だから、メニューも麺が50〜130元前後、肉まん類は2つで50〜60元ととてもリーズナブル。小籠包も8個で120元です。

写真の「蘇式湯包(180元)」はミニサイズの小籠包が16個と、豚と鶏、鰹で取った出汁がベースの錦糸卵のスープ「蛋皮湯」がセットになったメニュー。

「小籠湯包が16個もあるから、食べてるうちにだんだん冷めて中のスープが固まっちゃう。冷めたらスープに浸して温めて食べるんだよ」と、李店長が正しい食べ方を教えてくれました。

スタッフと覚えた中国語を早速使って会話してみるのもおすすめ。ピークの時間帯さえ外せば、きっと朗らかにおしゃべりの相手になってくれるはずです。

 

好公道・金雞園

台北市大安區永康街28-1號

02-2341-6980

営業時間:9:00-21:00 水休

ごくたまにランチが混雑した日は、午後を休みにして仕込みをし、17:00から営業することも。

なじみのお弁当屋さんにしたい、「龍城燒腊快餐」。

1992年に夫婦で始めた小さな焼肉定食のお店がこちら。

焼肉と言っても「燒腊」とは、ローストした鶏やダックや豚のチャーシューのこと。店頭にぶら下がっている鶏たちが目印です。

何はともあれ、まずは「三寶飯(100元)」を試してみて。「三寶」とはここでは鶏の胸部分の肉、鴨肉、豚のチャーシューの三種類のこと。つまりは看板メニューが乗ったご飯。青菜、煮卵にタケノコの煮物といった定番の付け合わせが優しく添えられています。

店内にはカウンターやテーブル席が設けられています。テイクアウトしていく人も少なくありません。

永康街近隣の住民やショップで働いている人たちは皆、常連さんばかり。

スープはセルフで。

学生たちももちろん多くて、「日本人もたくさん来てくれるよ。学生だった頃に通ってくれた人たちがいったん日本に帰って、また仕事や出張で台湾に来た時に寄ってくれるの。まだ覚えていてくれたの!ってお互い喜ぶのよ。」とおかみさんが照れながら話してくれました。

龍城燒腊快餐

台北市大安區永康街35號

02-2391-7409

営業時間:11:40-20:00 日休 

おしゃれなランチやお茶なら「petit doux.微兜 Café Bistro」におまかせ。

ゆっくりおしゃべりを楽しみたい、特に女友達と。そんなシチュエーションならこちらが鉄板。

2015年12月、永康街の静かな裏通りにオープン。女性を中心に人気となり、現在は東区エリアにも店舗を構えるカフェレストランです。

どちらかというとクラシカルな店が多い永康街で、おしゃれで清潔感がある店内に、日本人なら少しホッとするかもしれません。

メニューは前菜・サラダ類にパスタやピザ、そして「WAPA」と呼ばれるこの店の看板デザート。

台湾を代表するクラフトビールの「SUNMAI」が手がけているので、アルコールメニューもかなり充実。ビール類のカクテルもおしゃれなものばかりなので、罪悪感なくオーダーできてしまいます。

写真手前:トリュフと紹興酒の香りが濃厚な「トリュフスパゲティカルボナーラ(340元)」。温玉が絶妙にマッチ。+180元でセット(サラダorスープ、ドリンク付)にも。

写真奥:これから授業だからアルコールはちょっと、という時には台湾らしいスムージー(180元)を。キウイとドラゴンフルーツ、バナナに、砂糖を使わず龍眼蜂蜜で甘さをプラス。

この店にこれ目当てで来る客も多い、「WAPA」というオリジナルのデザート。

スフレのような生地の中にはとろとろの餅とマスカルポーネチーズ。

写真は鉄観音茶のソースとタピオカの組み合わせがぴったりハマる「鉄観音タピオカWAPA(数量限定、320元)」。2〜3人でシェアするとちょうど良い。30〜40分かけてじっくり焼き上げるので入店と同時に注文を。

50〜55席ある店内は、バーカウンター、テーブル、ソファ席があり、ゆったりくつろげる雰囲気。

人気のデザート「WAPA」は、14:00〜17:00限定で、人気の4種類が一人用の小さなサイズも提供されます。

petit doux.微兜 Café Bistro

台北市大安區信義路二段198巷7之3號

02-2395-1336

営業時間:月〜金11:30-21:30、土日11:00-21:30 無休

最低消費ドリンク1杯、10%サービス税別途、混雑時は2時間制

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文・写真/近藤弥生子

 
※記事中の各情報・価格・レートなどは記事製作時の情報です。

 

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