台湾文化部と台北駐日経済文化代表処 台湾文化センターが主催する国際文化交流イベント『We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博』が、2025年8月2日(土)〜8月20日(水)に大阪市内で開催決定!

本イベントでは、台湾&日本から集結した38組・545人を超えるアーティストやクリエイターたちが、展示・パフォーマンス・体験型プログラムなど、129ものコンテンツを展開!
さらに、パフォーマンスはすべてが日本初上陸と、ここでしか味わえない貴重な舞台が目白押し。県外からでも足を運ぶ価値アリのイベントになる予感です……!

イベント会場は、グラングリーン大阪内のVS.(ヴイエス)、大阪市中央公会堂、こども本の森 中之島、中之島エリアと広範囲にわたり、大阪の街全体が台湾文化で彩られます。
大阪・関西万博と連動して、過去最大級のスケールで台湾文化を体感できるチャンス。1日ではとても回りきれないほどの魅力が詰まった大型イベントなので、ぜひ事前に見どころをチェックして、台湾の“今”と“未来”を体感しに行きましょう!
3大イベント、見逃すべからず!

【1】『We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博』
期間:2025年8月2日(土)〜8月20日(水)
会場:グラングリーン大阪内のVS.(ヴイエス)、大阪市中央公会堂、こども本の森 中之島、中之島エリアなど
「未来を応援する、奇跡の島」をテーマに、大阪・関西万博の理念とリンクした大規模文化イベントを開催!
アート、舞台、映画、文学、テクノロジー、信仰、工芸、マルシェ、絵本など、台湾の多彩なカルチャーが4つのテーマに分かれて体験できます。台湾ならではの多様性や自由でしなやかな発想を通して「未来への希望」を表現し、国境を越えて、人と人がつながるきっかけをつくります。
(詳しくは後述)
【2】『TAIWAN PLUS 2025 台日新風』
期間:8月9日(土)〜10日(日)、8月16日(土)〜17日(日)
会場:中之島エリア
日本最大級の台湾カルチャーフェス『TAIWAN PLUS』が、ついに大阪初開催! 今年はなんと2週連続開催で、台湾から選りすぐりのグルメ、雑貨、工芸、ライフスタイルブランドなど100店舗以上が大集合! 来場者はこれまでに70万人超え。にぎやかで楽しい、リアルな台湾が味わえるイベントです。
【3】万博会場での期間限定公演!
期間:8月26日(火)〜8月28日(木)
会場:大阪・関西万博会場(ポップアップステージ北)
期間限定のスペシャル公演に加え、「TECH WORLD館」では公式キャラクター『a-We(アウィー)』の可愛い姿も♡
▶最新情報は公式HPでチェック!
台湾の海底から生まれた『a-We(アウィー)』

イベント公式キャラクター『a-We(以下、『アウィー』)』は、台湾を囲むフィリピン海とユーラシアのプレートのぶつかり合いで、海底から”ピコッ”と誕生した不思議な生命体。
旅行や宝探し、友達を作るのが大好きで、無限の学習能力が強みなんだとか!
「ア~~~~ウィー!」と可愛い声で異世界のコトバを話す姿にキュン♡ ぜひ音を出して、声を聴いてみてください♪(声を聴く)
限定グッズは6月先行販売

『アウィー』の限定グッズは、6月よりオンライン販売開始。
デザインも製造もオール・台湾。品質にもこだわったオリジナルグッズにも注目です!

台湾のスマートフォンアクセサリーブランド「Rhinoshield(ライノシールド)」とコラボしたスマホケースや、彰化産のソックス、「春池ガラス」とコラボした文鎮、ぬいぐるみなど可愛いアイテムがいっぱい♡
6月からは台湾発でアジア最大級ECサイト「Pinkoi(ピンコイ)」での予約もスタート。 8月には、VS.(グラングリーン大阪内) や 『TAIWAN PLUS 2025台日新風』などの会場でも販売予定です。
▶詳しくは公式HPにて発表!
4つのテーマで台湾文化を体験!

【1】色彩の融合

場所:グラングリーン大阪内のVS.(ヴイエス)
ビジュアルアート、サウンドアート、伝統工芸が融合した、没入型の特別展「台湾スペクトル」をVS.(ヴイエス)内に展示します。3つのテーマ空間「台湾本音」「光織自然」「島嶼声譜」で展開される本展では、アーティストたちが創り出す作品を通じて、過去と現在、多文化が混ざり合う台湾の豊かな創造力と文化の力を感じることができます。
展示・パフォーマンスチーム一覧(予定)
陳景林、楊偉林、馬毓秀、柯智豪、拚場(ビャン・ディユー)、李育昇、李文政、豪華朗機工(Luxury Logico)、国立台湾美術館、夢想動畫、夢境現実、瓦豆(WADO)、FindARTs 擬真藝屏
【2】分野を超えた創造性

場所:大阪市中央公会堂
120年の歴史を持ち、物語と旧時代の精神が詰まった大阪市中央公会堂では、最新テクノロジーと創造性が融合した展示を行います。文学、映画、テクノロジーダンス、VRパフォーマンスまで最新技術を活用し、五感に触れる新たな世界を披露!
主な演目
◆世界19カ国で上演された台湾の代表的テクノロジーダンス作品 「HUANG YI (黄翊) とKUKA」
◆台湾の名作映画10本を厳選上映 「台湾映画の輝かしい今昔」
◆2024年ヴェネチア国際映画祭 XR部門ノミネート作品「フリーユアヘッド~脳を解放しよう」
◆VR360 作品上映プログラム「未来への遺産」
◆台湾文学展「マジカル台湾」 ※8/10〜8/20
【3】変幻自在の気

文化的な緑のオアシス・中之島エリアでは、神将や伝統人形劇「布袋戲(ボテヒ)」によるパフォーマンス、親子でも楽しめる絵本の朗読、2週にわたり開催される日本最大級の台湾カルチャーフェス『TAIWAN PLUS』など、世代を超えた文化体験を味わえます!
会場:大阪市公会堂 東広場
◆伝統と現代が融合した光の布袋劇「デーモンハンター伝説・白光剣の再現」
◆大型パペットとダンスによる野外パフォーマンス 「アイラ― 中之島の出会い」
◆台湾の芸陣文化を通して民主主義の歩みを描く「狩 siu」feat.電氣神將
◆ノマド型の小劇場をコンセプトにした親子向けイマーシブシアター 「テリングテント」
会場:こども本の森 中之島
◆台湾の絵本をテーマにした特別展「台湾絵本、恰意啦(がーいーらー)!」
◆絵本とパントマイムで綴る「虎姑婆(トラババ)」
◆童心あふれる音楽の旅 「弦楽三重奏と絵本よみきかせ」
会場:中之島エリア
◆日本最大級の台湾カルチャーフェス『TAIWAN PLUS』(冒頭で紹介)
【4】遊びの力

台湾人のように〝遊びを生み出す魔法のようなエネルギーを持ち、瞬時に組み合わせ、ひらめきで新しいルールを作り出す〟。そんな遊び心あふれる公式HPや、大阪の街で新しい台湾に出会えるAR歩きゲーム、世界中の人とスコアを競うオンラインゲームが登場!
◆大阪市内街歩きゲーム 「a-We TO GO」
大阪の街がまるごと舞台のAR歩きゲーム「a-We TO GO」。
LINE 公式アカウントを使って簡単に参加することができ、大阪市内にある20か所の台湾に関連するスポットをゲーム感覚で巡ります。各スポットを巡るごとに『アウィー』に着せられるアイテムをゲット! 巡るごとに台湾との新しい出会いが待っています♪
◆オンラインゲーム 「a-We POKE POKE」
LINE公式アカウントで参加できるオンラインゲーム「a-We POKE POKE」が、5月22日より世界同時公開!
ゲームでは、画面を連打することで 『アウィー』をどんどん膨らませ、世界中の人とスコアを競うことができます。その姿が可愛いのでぜひ遊んでみてください♪
未来に希望がわく展示に注目!

最後に、「イベントに来た方に、どんな感想を持って帰っていただきたいですか?」という質問に、文化部政務次長・王時思(ワン・シースー)さんはイベントに込めた想いを述べました。
「本イベントのテーマは『未来を応援する、奇跡の島』。コロナ禍以降は、世界中で“幸福感”が薄れてしまったと感じています。未来に希望を持てず、不安を抱えている人も多いかもしれません。でもだからこそ、私たちは前を向いて、互いに励まし合いながら、今よりもっと良い未来をつくっていけると信じています。肩の力を抜いて、人生を思いきり楽しんでほしいと思っています」(文化部政務次長・王時思さん)
台湾の熱い想いと文化がぎゅっと詰まった『We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博』。
ここでの出会いが未来への希望となり、訪れた一人ひとりが、自分の人生を少しずつ前へ進めるきっかけになりますように。そんな明るく前向きな体験がきっとあなたを待っています。開催が今から楽しみでなりません!
▶【人気記事】大阪・関西万博『TECH WORLD館』レポートはこちら!
開催概要
■名称:We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博
■日時:2025年8月2日(金)~8月20日(火)
■会場:VS.(グラングリーン大阪内)、大阪市中央公会堂、こども本の森 中之島、中之島エリア他
■主催:台灣文化部、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
■入場:無料(事前予約制)※6月よりLINEにて予約開始
■内容:視覚芸術、舞台芸術、映画、文学、テクノロジー、信仰、工芸、マルシェ、絵本ほか
■公式HP:https://wetaiwan.tw/jp
■公式SNS:Instagram /X(エックス) /LINE
筆者プロフィール

加賀ま波(MAHA)
台湾大好きライター│ハンドメイド作家
著書に『台湾を自動車で巡る。台湾レンタカー利用完全ガイド』(なりなれ社/KKday・budget協賛)、『慢慢來 あの日の台湾210days』(想創台湾)がある。
2011年、はじめての台湾旅行中に東日本大震災が発生。台湾から見た日本の情景と、自分自身の台湾への無知さとの乖離に違和感を感じ「台湾をもっと知りたい」と思うようになる。同年、嘉義県大林のボランティア活動に参加し、台湾人の温かいおもてなしとキテレツな文化に触れ、帰国後もずっと台湾のことが頭から離れなくなる。その後も渡台を繰り返し、2021年のコロナ禍にワーキングホリデーと留学の夢を叶える。
現在は、美麗(メイリー)!台湾の専属ライターとして、取材執筆、SNS運営、イベント運営などを担当。個人の活動では「想創Taiwan」というブランドを展開、原住民レースなどでオリジナル雑貨を創作し日本各地の台湾関連イベントで販売中。HP・通販/Instagram