誠品書店24時間営業書店は誠品信義店へバトンタッチ
誠品書店といえば台湾の有名な人気書店。日本にも昨年東京・日本橋に「誠品生活日本橋店」がオープンし、台湾好きだけではなく多くの人たちが足を運び、とても話題になりましたよね。もちろん、ここには誠品書店も入っており、書籍だけではなく雑貨なども販売されています。
さて、台湾でも各地にある誠品書店、中でも【誠品敦南店】と言えば、台湾初の24時間営業の書店で、2004年「TIME」誌アジア版の“アジアで最も優れた書店”にも選ばれています。そんな【誠品敦南店】、台湾を代表する大型書店として25年にわたって多くの人に親しまれてきましたが、再開発のため建物の取り壊しが決定し、敦南店も5月31日に惜しまれながら閉店となります。
誠品敦南店
店舗では、閉店までのカウントダウンイベントも行われています。
みなさんが思い浮かべる台湾の誠品書店と言えば、もちろんおしゃれな書店!なのですが、立ち読みならぬ、座り読みをしている人たちで埋め尽くされている、という日本ではほぼ見かけない光景ではないでしょうか??
誠品書店ベストセラーコーナー
店舗の様子(立ち読み、座り読みを見かけることができますね)
今回、誠品敦南店が惜しまれつつも閉店ということで、気になるのが24時間営業書店がなくなってしまう?!ということ。ご安心ください。24時間営業書店は、信義エリアにある誠品信義店にバトンタッチされることが発表されました。
誠品信義店
(画像は誠品書店公式サイトより)
新たな24時間営業書店は、17万種類以上の書籍が揃えられており、書店面積は誠品敦南店の2.5倍。誠品書店初の「外国語専門エリア」には2万を超える外国語書籍が展開され、またアート・デザインエリアには6千万もの選書された魅力ある書籍が並び、さらには台湾で唯一の24時間営業のCDショップもでき、書店の中には24時間営業のスーパーも設置されるなど、書店の域を超えた、新信義店に出会えるとのことです。聞いただけで、今すぐ行ってみたい気持ちになりますよね!!
(画像は誠品書店公式Facebookより)
誠品生活・誠品書店は台湾をはじめ、香港、蘇州、深圳などの国・地域ですでに49 店舗を展開しており、各店舗毎に異なるテーマでその都市の文化や特色を取り入れた、魅力に触れるこことができる店舗ばかりです。
誠品生活中友店
誠品生活松菸店
お土産や書籍を購入するだけではなく、それぞれの誠品生活・誠品書店をで過ごす時間もまた、みなさんの一つの”台湾旅”にしてみてはいかがですか。
(各店舗情報や最新情報は誠品書店公式サイトをご参考ください)
誠品信義店
5月29日プレオープン、正式オープンは6月1日の予定です。
地址:110台北市信義區松高路11號
交通:捷運市政府站2號出口