台湾東部に位置する花蓮は、山から海まで壮大な自然が魅力の街として知られています。しかし、花蓮の魅力は自然だけではありません。
街の至るところに、どこか懐かしい景色やローカルグルメ、書店や文化施設などがあり、のんびりと街をめぐる時間も花蓮観光の魅力のひとつです。
今回は、花蓮市街地のおすすめスポットをご紹介します。
花蓮へのアクセス方法
台鐵(台湾鉄道)を利用したアクセス方法をご紹介します。列車の種類によって異なりますが、台北から花蓮までの所要時間は最短2時間です。
【台北↔花蓮】
太魯閣號(タロコ号):約2時間15分/583元
普悠瑪號(プユマ号):約2時間15分/583元
新自強號(新自強号):約2時間30分/583元
自強號(自強号):約3時間/583元
區間快(区間快速):約3時間30分/376元
【高雄↔花蓮】
新自強號(新自強号):約4時間/859元
※2026年7月現在
太魯閣號や普悠瑪號、新自強號は指定席券を購入して乗車します。また、自強號も指定席券の購入が可能です。週末や連休には満席となることもあるため、予約はお早めに!
また、飛行機を利用したアクセス方法もあります。
台北松山空港 ↔ 花蓮空港 約50分/1000元〜2000元
高雄空港 ↔ 花蓮空港 約1時間/1500元〜2000元

台湾鉄道を利用した旅で、車窓から見える風景やお弁当を楽しんでみてはいかがでしょうか。
台湾東部の駅では、花蓮や台東名産の野菜を使用した限定のお弁当・花東特蔬便當が販売されています。帰りの車内でおすすめの一品です。

リノベーション施設・書店巡りで文化に出会う
又一村文創園區
住所:花蓮市仁愛街104巷6號
開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週水曜日
「又一村文創園區」は、1960年代に台湾菸酒公賣局(台湾たばこ・酒専売局)の職員宿舎として作られた建物をリノベーションし、2021年にオープンした施設です。かつての暮らしの空気感を残しながら、新たな文化発信の場として活用されています。
園内には雑貨店やカフェ、展示スペースなどが並んでいます。花蓮の名産品やハンドメイド作品などを扱っており、お土産探しにもぴったりです。また、週末にはハンドメイドマルシェや音楽ライブなどのイベントが開かれることもあります。


雨樵懶人書店
住所:花蓮市光復街130號 2F
営業時間:月曜日-金曜日10:30~17:00、土曜日・日曜日10:00~18:00
「雨樵懶人書店」は、古書から新刊まで、アート関連の書籍を中心に扱う独立系書店です。1階にあるカフェを奥へ進み、階段を上った先に現れる隠れ家的な空間。落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと本を選ぶことができ、地域に根付いた文化や芸術に触れられる場所として親しまれています。

時光二手書店
住所:花蓮市建國路8號
営業時間:14:00~21:30
「時光二手書店」は、台湾文学や雑誌、絵本など幅広いジャンルの書籍を扱う古書店です。ドリンクを注文すると店内で読書を楽しむことができます。 日本家屋を改装して作られた趣のある空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

舊書舖子
住所:花蓮市光復街57號
営業時間:13:00~21:00
「舊書舖子」は、さまざまなジャンルの書籍やレコードが並ぶレトロな雰囲気の古書店です。店内には所狭しと本が並んでおり、宝探しをするような感覚で本と触れ合うことができます。

白水商號 & 橋本書屋
住所:花蓮市節約街27號
営業時間:12:00~20:00
定休日:毎週火曜日
「白水商號 & 橋本書屋」では、書籍とともに雑貨や生活用品なども扱っています。ハンドメイド作品や花蓮の景色をモチーフにしたアイテムなど、おしゃれなお土産探しにぴったりです。

好地下藝術空間
住所:花蓮市節約街37號 B1
営業時間:12:00~20:00
定休日:火曜日・水曜日・木曜日
「好地下藝術空間」は、アートやデザインをテーマにした展示やイベントが行われる文化施設です。2016年に設立され、地域と芸術をつなぐ拠点として親しまれています。期間ごとにさまざまな展示が開催され、国内外の作家による多様な表現に触れることのできる空間です。

散歩の合間に立ち寄りたい、人気ローカルグルメ
廟口紅茶
住所:花蓮市成功街218號
営業時間:6:00~17:00
定休日:水曜日
「廟口紅茶」は、花蓮で最も古い廟として知られる「花蓮城隍廟」の目の前に位置します。50年以上もの間、地元の人や観光客で賑わっています。朝ごはんからおやつまで、軽食やスイーツを楽しむことができます。

人気メニューの一つである西點(シーディエン)は、外はカリカリ中はフワフワとした食感で、ダックワーズのようなス焼き菓子です。台湾風のマカロン・台式馬卡龍(タイシーマカロン)と呼ばれることも多く、懐かしいスイーツとして親しまれています。


蔡記豆花
住所:花蓮市民國路73號
営業時間:13:30~21:00
定休日:日曜日

「蔡記豆花」では、豆花を中心に、仙草ゼリーやハトムギミルクなどを味わうことができます。人気メニューの仙草奶凍(シェンツァオナイドン)は 、仙草ゼリーの上にミルクかき氷がたっぷりとのっています。ミルクの優しい甘みがハーブの香りを包み込み、すっきりとした美味しさが魅力の一品です 。

河南砂鍋手工扯麵
住所:花蓮市民國路105號
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜日
飲食店が集まるエリアとして知られる民國路周辺では、さまざまなローカルグルメを楽しむことができます。その中のひとつである「河南砂鍋手工扯麵」では、トマトスープや牛肉スープなどの手延べ麺を味わうことができます。お昼や夕方には行列ができることも。

人気メニューの番茄蛋麵(ファンチエダンミエン)は、濃厚なトマトスープとコシのある麺が絡み合い、揚げ焼きされた卵がトッピングされています。新鮮なトマトの甘酸っぱさと卵の香ばしさ、麺の食感が相性抜群です。


山から海まで気軽に楽しむ散歩道
美崙山公園(メイルンシャンゴンユエン)
住所:花蓮市尚志路25-2號
「美崙山公園」は、花蓮市街地からアクセスしやすく、気軽に自然を楽しめる公園です。園内には遊歩道や展望スポットが整備されており、散策をしながら山や街並み、海を眺めることができます。自然の中に突如現れる個性的なオブジェも見どころのひとつで、レトロな雰囲気が好きな方にもおすすめです。




また、街を歩いていると可愛らしいオブジェや遊具のある公園を見かけることもあります。散策の休憩にいかがでしょうか。


東大門夜市
住所:花蓮市中山路50號
花蓮の街を海へ向かって進むと辿り着くのが「東大門夜市」です。4つの通りで構成されており、屋台グルメをゆったりと楽しむことができます。原住民料理や音楽など、他の夜市では出会うことのできない魅力も。夕暮れ時、海辺の景色を眺めた後に立ち寄るのにもぴったりです。


街歩きでより深く知る、花蓮の魅力
花蓮には壮大な自然だけでなく、どこか懐かしい景色やローカルグルメ、文化施設など、多彩な魅力が広がっています。のんびりと街を歩いていると、地域に根付いた文化や暮らしに出会えることも。
気になる場所に立ち寄りながら散策を楽しみ、山と海に囲まれた花蓮で、ゆったりとしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

記事執筆:さら
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筆者プロフィール

さら
高校1年生の時、学校のプログラムに参加し、はじめて台湾を訪れた。言葉も習慣も分からない私を温かく迎え入れてくれたこと、日本と台湾の似て非なる街並みやそこに漂う空気感に強く心惹かれる。同年に2度目の台湾へ。
2度目の渡台以降、コロナ禍の渡航制限によって、旅行したい気持ちを堪えることに。その期間を活かし、音楽や映画、ドラマなどを通してさまざまな魅力を発見しながら、台湾華語の学習を開始した。
渡航制限解除後は何度も台湾を訪れ、台湾に住まないと気が済まないという気持ちが生まれる。そして、2025年5月末よりワーキングホリデーを利用し台南での生活を始める。大学で写真を専攻していたこともあり、台湾での路上スナップ撮影が好き。
