台湾・台南の名物グルメ!サバヒーを味わえる名店まとめ

台湾全土

台湾南部を訪れた際、車窓から養殖場を目にしたことはないでしょうか。実は、その多くで「サバヒー」が養殖されています。

台湾南部にあるサバヒーの養殖場(Googleマップより)

サバヒーは台湾南部を代表する魚で、あっさりとしていながらもうま味のある味わいが特徴です。スープやお粥、揚げ物など、さまざまな料理で親しまれています。

特に台南の名物グルメとして知られており、ローカル食堂のメニューにも多く見られるほか、街には専門店も並んでいます。朝食として食べられることも多く、地元の人々の日常を感じられるもののひとつです。

今回は、台南で味わいたいサバヒーの魅力や、おすすめの食べ方、お店をご紹介します。

サバヒーとは?

台湾で広く親しまれている魚のひとつで、「サバヒー」と呼ばれています。この名前は台湾語が由来となっており、日本語でもそのまま使用されるようになりました。中国語では「虱目魚(シームーユー)」、英語では白い身の色から「Milkfish(ミルクフィッシュ)」と呼ばれています。

東西の太平洋やインド洋の熱帯から亜熱帯地域に広く分布しています。台湾では17世紀頃から養殖が始まり、現在では稚魚の孵化や量産も行われ、世界有数の養殖量を誇ります。

体は細長く、やや平たい形をしており、背側は青緑色、腹側は銀白色です。最大で体長180cmほどまで成長する大型の魚ですが、養殖ではそれよりもかなり小さい30〜40cm程度で出荷されることが一般的です。市場などで流通しているものの多くは養殖魚です。

クセが少なくやさしい甘みがあり、あっさりとした味わいとふんわりとした食感が特徴です。特に台湾南部で親しまれており、台南を代表するローカルグルメのひとつとして知られています。

皮から身まで食べることができ、スープやお粥、焼き魚など、さまざまな食べ方があります。朝食にはお粥、焼き魚はお酒のおつまみとしても親しまれており、幅広く楽しむことのできる魚です。

農業部ホームページ「東部黑潮魚類主題館 虱目魚」https://kmweb.moa.gov.tw/subject/subject.php?id=52702

食文化だけでなく、台南を代表するモチーフのひとつとしても親しまれています。

サバヒーをモチーフにした「魚頭君(ヒータゥ君/Sababoy)」は、台南市の観光キャラクターです。 SNSやイベントで、台南の魅力を発信しています。

台南旅行遊網 https://www.twtainan.net/zh-tw/event/newsdetail/7013/

また、台湾には数多くの個性的なモチーフの雑貨がありますが、台南で土産店を歩いていると、バッグやポーチ、キーホルダーなどのサバヒーをデザインしたグッズに出会えることも。台南旅行の思い出にぴったりです。

錦源興(gimgoanheng)のサバヒー柄ポーチ

台南で味わいたい、サバヒーの魅力

虱目魚粥(サバヒー粥)

朝食におすすめなのが虱目魚粥(サバヒー粥)。あっさりとしたスープの上には大きな切り身がのっており、ふわふわした身の食感と魚の甘みを味わうことができます。生臭さが少なく、体に染み渡るようなやさしい味わいで、朝にぴったりの一品です。

虱目魚粥(サバヒー粥)

近くに公園や市場のある「阿憨鹹粥」でお粥をいただいた後は、街を散策して、台南のあたたかな朝を感じてみてはいかがでしょうか。

阿憨鹹粥
住所:台南市北區公園南路169號
営業時間:6:30~14:00
定休日:水曜日

阿憨鹹粥

煎虱目魚肚(サバヒーの焼き魚)

ご飯のお供やお酒のおつまみにおすすめなのが、煎虱目魚肚(サバヒーの焼き魚)。香ばしく焼き上げた皮と、ふっくらとしていて脂がのったお腹部分の身を楽しむことができます。シンプルな味付けで、魚本来のうま味が引き立つ一品です。

煎虱目魚肚(サバヒーの焼き魚)

ローカル食堂や居酒屋でにぎわう海安路に位置する「七股鄭家魚皮湯」では、お粥やスープ、焼き魚などのサバヒー料理を中心に、さまざまな台湾グルメを味わうことができます。夜遅くまで営業しているため、少し物足りないときや、夜の散策後にもおすすめです。

七股鄭家魚皮湯
住所:台南市中西區海安路一段162號
営業時間:17:00~2:30
定休日:不定休

七股鄭家魚皮湯

お弁当や定食の主菜としても親しまれています。成功大学にほど近い「七海魚皮」では、学生街らしく、ボリューム満点の定食が人気です。相性抜群のご飯と、台湾らしい副菜を合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

七海魚皮
住所:台南市東區東寧路65號
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
定休日:日曜日

魚肚便當(焼き魚弁当)

サバヒー水餃子・炒飯

路地裏にひっそりと佇む「施家虱目魚粥」では、お粥や焼き魚の他にも、水餃子や炒飯などのさまざまな料理に取り入れられています。

水餃子は、魚のうまみとキャベツの甘みがギュッと閉じ込められており、さっぱりとしていながらもクセになる味わいです。

炒飯は、フワッとした甘みのある魚と香ばしい卵が混ざり合い、お米に美味しさが広がる、バランス抜群の一品です。

施家虱目魚粥
住所:台南市中西區海安路二段330巷31號
営業時間:11:00~14:00
定休日:日曜日

施家虱目魚粥
高麗菜魚肉水餃(キャベツとサバヒーの水餃子)
虱目魚肉炒飯(サバヒーチャーハン)

魚肉湯(サバヒースープ)

台南の中心部にある「永華路虱目魚粥」では、ローカルな雰囲気に包まれながらサバヒーを使用したお粥やスープをいただくことができます。

定番グルメのルーロー飯を食べるときにもスープを一品プラスして、地域に根付いた食文化を感じてみてはいかがでしょうか。

永華路虱目魚粥
住所:台南市南區永華路一段47號
営業時間:7:30~18:30
定休日:金曜日

魚肉湯(サバヒーの切り身スープ)

朝から夜まで、台南で出会うサバヒーの魅力

台南各地にはサバヒーを味わうことのできる食堂があります。朝食に、定番グルメとともに、お酒のおつまみとして楽しんだりと、さまざまな食べ方に出会えるのも魅力です。

街歩きの途中に立ち寄りながら、この土地に根付く食文化を感じてみてはいかがでしょうか。


記事執筆:さら
美麗!台湾はメールマガジンや公式LINE、公式SNSを運営しています。ぜひフォローいただけると嬉しいです。
公式HP
メールマガジン / 公式LINE
X / Instagram / facebook


筆者プロフィール

さら
高校1年生の時、学校のプログラムに参加し、はじめて台湾を訪れた。言葉も習慣も分からない私を温かく迎え入れてくれたこと、日本と台湾の似て非なる街並みやそこに漂う空気感に強く心惹かれる。同年に2度目の台湾へ。
2度目の渡台以降、コロナ禍の渡航制限によって、旅行したい気持ちを堪えることに。その期間を活かし、音楽や映画、ドラマなどを通してさまざまな魅力を発見しながら、台湾華語の学習を開始した。
渡航制限解除後は何度も台湾を訪れ、台湾に住まないと気が済まないという気持ちが生まれる。そして、2025年5月末よりワーキングホリデーを利用し台南での生活を始める。大学で写真を専攻していたこともあり、台湾での路上スナップ撮影が好き。

タイトルとURLをコピーしました