台湾の「今」と「未来」を一度に体感できる大型イベント「TAIWAN EXPO JAPAN 2026」が、2026年7月15日(水)から17日(金)まで東京・新宿住友ビル三角広場で開催中。最新テクノロジーから台湾グルメ、ライフスタイルまで、台湾の魅力が詰まった3日間。入場無料で、一般来場者からビジネス関係者まで楽しめる注目イベントです。
「TAIWAN EXPO」は2017年にスタートした台湾を代表する海外展示会で、これまで世界10カ国16都市で41回開催されてきた実績を持つ国際イベントです。2026年は「Innovate for Tomorrow ― 日台共創によるより良い未来社会へ ―」をテーマに、150社以上の台湾企業が集結。
AI・スマート製造、エネルギー・循環経済、スマートヘルスケア、食品・ライフスタイルなど、台湾が誇る最先端技術や高品質な製品を「見て・触れて・体感」できる展示が並びます。さらに、台湾の最新トレンドを紹介するステージイベントや航空券の当たる抽選会、日台企業をつなぐビジネスマッチングなど、多彩なプログラムも予定されています。
今回は、5つの産業テーマ・8つのテーマパビリオンの中から、気になったブランドや製品をピックアップしてご紹介します。 台湾ならではのアイデアや技術、デザインにぜひ注目してみてください!
■台湾エクセレンス
台湾の優れた製品やブランドに贈られる賞。日本の経済産業省にあたる台湾経済部が1993年に創設した制度で、台湾企業の優れた製品を世界へ発信することを目的としています。
大同電鍋|大同(TATUNG)

台湾人の当たり前!? 一度使うと手放せない「大同電鍋」
1918年創業、台湾を代表する総合電機メーカー「大同(TATUNG)」。代表製品の「大同電鍋」は、台湾で「一家に1.7台ある」と言われるほど親しまれる、家庭の定番調理家電です。
外釜に水を入れてスイッチを押すだけで、「炊く・蒸す・煮る・温める」が簡単にできるのが最大の魅力。シンプルな構造で故障しにくく、長年愛用される家庭も少なくありません。日本でも、ほったらかし調理ができる万能調理器として人気を集め、テレビや雑誌で紹介されるほか、レシピ本も数多く出版されるなど、台湾好き以外にも愛用者が広がっています。
さらに使いこなしたい方には、専用トングやステンレス蒸し器、蒸し皿などのアクセサリーもおすすめ。日本にも正規代理店があり、通販などで手軽に購入できます。
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オーライトシャンプー│歐萊德(O’right)

敏感肌でも安心「歐萊德 O’right(オーライト)」のシャンプー
台湾発のグリーン・イノベーションブランド「歐萊德 O’right(オーライト)」が手がける、人にも地球にも優しいサステナブルシャンプー。
天然由来の緑茶エキスを配合し、頭皮と髪をやさしく洗い上げます。オーガニック認証を受けた植物由来の洗浄成分が、弾力のあるきめ細かな泡を生み出し、皮脂や汚れをすっきり落としながら、すすぎもスムーズ。
継続して使用することで、髪にハリ・コシを与え、頭皮にはうるおいを届けることを目指した、環境にも配慮した台湾生まれのヘアケアブランドです。
日本では、東京・有楽町マルイと京都高島屋S.C.に直営店を構え、公式オンラインストアでも購入できます。
日本公式サイト
■スマートヘルスケア
健康管理や在宅介護、スマート医療など、先進のヘルスケア技術を展示。
I-DOC│ACULIFE®

手のツボを押して不調を改善!? 一度試してみる価値アリ。

「痛い!!!」となった場所は、不調のサイン。
東洋医学の知恵と最新のエレクトロニクス技術(電気や電子回路、センサー、半導体などを使って情報を検知・処理・制御する技術)を融合した、ハンディタイプの健康管理機器。手のひらにあるツボを刺激しながら健康状態をチェックし、電気と磁気によるダブルケアで血行促進や健康維持をサポートします。
手のひらは押す場所によって感じ方が大きく異なり、痛みや違和感を感じる箇所は体の不調のサインの一つと考えられているそうです。実際に会場で体験してみると、普段から気になっていた体の不調についてスタッフから指摘され、驚きました。
コンパクトで持ち運びやすく、自宅はもちろん職場や外出先でも手軽にセルフケアが可能。毎日の健康管理やリフレッシュ習慣に取り入れやすく、東洋医学の考え方を現代技術で身近に体験できる次世代のヘルスケアソリューションとして、医療・健康分野で注目を集めています。
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YIDA│全日罩(ALL Day)

自宅でも筋肉量を簡単かつ正確に測定できる「YIDA」
わずか約5分で筋力を数値化し、サルコペニア(筋肉減少症)のリスクを早期にチェックできる筋肉評価装置。靴を脱ぐ必要がなく、ベッド上でも測定できるため、高齢者や体の不自由な方でも負担なく利用できます。
会場では俳優・高杉真宙さんも実際に機器を持ち、「軽い!」と驚いた様子が印象的でした。軽量・コンパクトで持ち運びやすく、病院や介護施設だけでなく、在宅ケアや地域の健康イベント、健康診断など幅広いシーンで活躍します。
測定データをもとに筋力の変化を継続的に把握できるため、リハビリや健康づくり、介護予防にも役立つ医療・ヘルスケア分野注目の製品です。短時間で測定が完了するため利用者の負担も少なく、定期的な健康チェックや運動効果の確認にも活用できるなど、予防医療の現場でも期待が高まっています。
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■スマートシティ
AIや自動運転、デジタルサービスで実現する未来の都市づくりを紹介。
四足歩行ロボットP105 V6│卡德爾股份有限公司(Qadir Corporation)

災害や緊急時にAIを活用し、人を助ける四足歩行ロボット
高い走行安定性とAI技術を備えた四足歩行ロボット。障害物を避けながら周囲をリアルタイムでマッピングし、5Gによる遠隔操作にも対応します。カメラやロボットアームなどの拡張も可能で、巡回点検、警備、消防、教育、研究など幅広い分野で活躍するカスタマイズ性の高い一台です。
最大の特長は、不整地や階段、狭い通路など、人が立ち入りにくい環境でも安定して移動できること。取得したデータをリアルタイムで共有できるため、災害現場での状況確認や工場・インフラ設備の点検など、安全性と作業効率の向上にも貢献します。用途に合わせて各種センサーや機器を搭載できる柔軟性も備え、AI・ロボティクス分野の最前線を支える次世代ロボットとして注目を集めています。
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■One Town One Product
台湾各地の特色ある特産品や地域文化を紹介。
包丁│金合利鋼刀

金門島といえば包丁。包丁といえば「金合利鋼刀」。「TAIWAN EXPO」のために刻まれたオリジナルデザイン

コンパクトな折り畳み包丁は持ち運びにも便利!
「金合利鋼刀(きんごうりこうとう)」は、台湾・金門島を代表する老舗の包丁ブランドです。かつて金門島には多くの砲弾が撃ち込まれ、その砲弾の鋼材を再利用して包丁を作り始めたことから、その歴史が始まりました。熟練の職人が一本一本丁寧に鍛え上げる包丁は、優れた切れ味と耐久性を兼ね備え、家庭用からプロ仕様まで幅広く愛用されています。
現在では、金門を代表する伝統工芸品として国内外から高い評価を受け、工房では職人による製造工程を見学することも可能。戦争の記憶を平和と暮らしに役立つ道具へと生まれ変わらせた「金合利鋼刀」は、金門の歴史や文化、職人技が息づく特別な逸品です。
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布製品│錦源興(Gimgoanheng)

思わず手にとってしまう台湾らしいデザイン「錦源興」。お土産にも大人気!
1923年創業の「錦源興」は、台湾・台南で100年以上の歴史を持つ老舗布店。かつては布の輸入や染色、卸売を手がける台南を代表する布商でしたが、現在は4代目が伝統を受け継ぎ、台湾らしい印花(プリント)デザインを取り入れたライフスタイルブランドへと進化しました。
台湾のグルメや動物、街並み、信仰など、暮らしに根付くモチーフをオリジナルのテキスタイルとしてデザインし、バッグやポーチ、ハンカチ、靴下など幅広いアイテムを展開。どこかレトロで温かみのあるデザインは、お土産としてはもちろん、台湾の日常を感じられる雑貨としても人気を集めています。
「布で台南の文化を伝える」をコンセプトに、100年続く布店の伝統と新しいデザインを融合させた、台湾を代表する文創ブランドです。
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■FOOD & LIFESTYLE
台湾グルメとライフスタイルを通して、食・文化・デザインの魅力を体感。
タロ芋スイーツ│連珍(れんちん)

高杉真宙さん(左)の「おいしい!」という声が会場に響きました。連珍・四代目社長(右)
台湾の港町・基隆(キールン)で110年以上の歴史を誇る老舗菓子店。四代目社長が日本初となるタロ芋スイーツ専門店を東京・人形町と高田馬場にオープンし、本場・台湾産タロ芋を使ったスイーツが楽しめると、テレビやSNSなどでも話題を集めています。
連珍の魅力は、タロ芋本来のやさしい甘みと、なめらかで濃厚な味わい。会場では人気の「タロ芋ロールケーキ」をはじめ、「タロ芋プリン」「紫米タロ芋(紫米とタロ芋の台湾伝統スイーツ)」など、本場台湾の味を販売します。
会場で実際に初めてタロ芋を食べた俳優・高杉真宙さんも「おいしい! 日本人の口に合うと思います」「家族にもプレゼントしたい」と大絶賛。タロ芋好きはもちろん、初めての方にもぜひ味わっていただきたい、台湾を代表するスイーツブランドです。
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醤油│丸莊醬油

台湾のお土産に持ち帰りたい「丸莊醬油」の万能醤油!
1909年創業、台湾・台南を代表する老舗醤油ブランド。伝統的な天然醸造製法を守り、じっくり時間をかけて熟成させた醤油は、台湾の家庭や飲食店で長年親しまれています。
台湾産の黒豆を使った濃厚な「黒豆醤油」をはじめ、甘みと深いコクが特徴の「壺底蔭油」、減塩タイプやベジタリアン向けオイスター風ソースなど、台湾ならではの豊富なラインナップも魅力。日本の醤油とはひと味違う、まろやかな旨みとコクで、炒め物や煮込み料理、つけダレなど幅広い料理に活躍します。
台南にある直営工場では、醤油づくりの見学や試食・試飲も楽しめる人気スポット。台湾の食文化を体感したい方にもおすすめです。
さらに、4代目代表の莊偉中(ブライアン)さんは、東京・目黒の台湾居酒屋「熱炒 虎打楽(ルーチャオ ホダラ)」のオーナーとしても活躍。同店の料理にも丸莊醬油が使われており、本場・台湾の味を日本でも楽しむことができます。
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台湾茶ドリンク│老賴(LIKE TEA SHOP)

2026年熊本にもオープン! 注目のドリンクブランド「老賴」
台湾で長年愛される、昔ながらの味を受け継ぐティースタンド。
「LIKE TEA SHOP 老賴(ラオライ)」は、台湾・台中で創業した人気ティーブランド。地元で親しまれてきた伝統の紅茶やミルクティーをベースに、台湾ならではの味わいを現代風にアレンジしたドリンクを提供しています。
厳選した茶葉を使用し、一杯ずつ丁寧に淹れるお茶は、香り高くすっきりとした後味が特徴。定番のミルクティーはもちろん、台湾レモンを使ったフルーツティーやタピオカドリンクなど、幅広いメニューが揃い、幅広い世代から支持されています。
どこか懐かしさを感じる台湾の喫茶文化と、本格茶葉の豊かな香りを気軽に楽しめる「LIKE TEA SHOP 老賴」。台湾の日常を味わえる一杯として、現地でも人気を集めるティースタンドです。
日本では2026年に熊本に1号店をOPEN! 今後の展開に期待大です。
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そのほか、台南で修行した店主が営む人気の豆花(トウファ)スイーツ店「黒猫豆花」をはじめ、世界に誇る台湾茶ドリンク専門店「HAPPY LEMON(ハッピーレモン)」など、会場には台湾の美味しいグルメを提供する企業・ブランドがたくさん出店していました。

台湾産のマンゴーとタロイ芋を使ったパフェ(初日限定販売)

最先端技術を使って、台湾の蘭の花にプリントされた日台友好デザインにも注目!
台湾最先端のテクノロジーから、毎日の暮らしを彩るライフスタイル雑貨、本場のグルメやスイーツまで、一度に楽しめる「TAIWAN EXPO JAPAN 2026」。会場には、台湾ならではのアイデアやものづくり、文化に触れられる展示や体験が数多く揃っています。
台湾旅行が好きな方はもちろん、「最近の台湾ってどんなものが流行っているの?」「台湾の最新技術を見てみたい!」という方にもおすすめのイベントです。ぜひ会場で、進化を続ける”今の台湾”を体感してみてください!
TAIWAN EXPO JAPAN 2026
開催日:2026年7月15日(水)~7月17日(金)
時間:10:00~17:00(入場無料)
会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区)
主催:台湾貿易センター(TAITRA)
公式サイトはこちら
https://jp.twexpojapan.com/
各テーマの紹介
◆FOOD & LIFESTYLE
台湾グルメとライフスタイルを通して、食・文化・デザインの魅力を体感。
◆One Town One Product(OTOP)
台湾各地の特色ある特産品や地域文化を紹介。
◆スマートヘルスケア
健康管理や在宅介護、スマート医療など、先進のヘルスケア技術を展示。
◆スマートシティ
AIや自動運転、デジタルサービスで実現する未来の都市づくりを紹介。
◆AIスマート製造
半導体やAI、ロボットなど、台湾が誇る最先端のスマート製造技術を紹介。
◆エネルギー・循環経済
創エネ・蓄エネ・循エネを通じて、持続可能な未来を支える技術を紹介。
◆PRECISION TOOLS
高品質・高精度を誇る台湾ハンドツールの技術とものづくりを紹介。
◆台北スマートテック
AIやスマート医療など、台北市が推進する先進技術とスマートシティの取り組みを紹介。
記事執筆:加賀ま波 (MAHA)
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筆者プロフィール
加賀ま波(MAHA)
台湾大好きライター│ハンドメイド作家
著書に『台湾を自動車で巡る。台湾レンタカー利用完全ガイド』(なりなれ社/KKday・budget協賛)、『慢慢來 あの日の台湾210days』(想創台湾)がある。
2011年、はじめての台湾旅行中に東日本大震災が発生。台湾から見た日本の情景と、自分自身の台湾への無知さとの乖離に違和感を感じ「台湾をもっと知りたい」と思うようになる。同年、嘉義県大林のボランティア活動に参加し、台湾人の温かいおもてなしとキテレツな文化に触れ、帰国後もずっと台湾のことが頭から離れなくなる。その後も渡台を繰り返し、2021年のコロナ禍にワーキングホリデーと留学の夢を叶える。
現在は、美麗(メイリー)!台湾の専属ライターとして、取材執筆、SNS運営、イベント運営などを担当。個人の活動では「想創Taiwan」というブランドを展開、原住民レースなどでオリジナル雑貨を創作し日本各地の台湾関連イベントで販売中。HP・通販/Instagram
