台湾旅行を予定している方にとって、現地での支払い方法は気になるポイントのひとつではないでしょうか。
これまで台湾では現金やクレジットカード、あるいは現地のQR決済が主流でしたが、2026年4月下旬からは日本でおなじみの PayPay(ペイペイ)が台湾でも使えるようになります。旅行者の立場で考えると、この変化はかなり大きいです。
本記事では、台湾でのPayPayの使い方をはじめ、日本円表示やポイント還元といったメリット、利用前に知っておきたい注意点、実際に使える店舗までをわかりやすく解説します。旅行中の支払いをよりスムーズで安心にするためのポイントが、この記事ひとつでひと通り把握できます!
目印は「TWQR」のロゴ&QRコード

引用:PayPay公式HP
まず注目したいのは、「海外支払いモード」という機能です。これを使えば、台湾国内でも普段と同じアプリで支払いができるようになります。対応しているお店の目印はピンクと青の「TWQR」のロゴが書かれた共通QRコード。
コンビニや飲食店、カフェなど、利用可能な場所は40万カ所以上とされており、都市部を中心にかなりの範囲をカバーしています。使えるお店にはレジ前に「TWQR」のQRコードがあるため、お会計の際にわざわざ店員さんに聞かなくても一目で使用可能かどうか知ることができます。
即座に日本円で表示!

引用:PayPay公式HP
また、旅行者目線でうれしいのは、「いくら使ったのか」がすぐ日本円でわかる点です。海外で買い物をしていると、現地通貨の感覚がつかめず、つい使いすぎてしまうことがありますよね。今回の機能では、支払額がその場で円換算されて表示されるうえ、為替レートの計算機能も追加されています。レートには所定の手数料が含まれますが、それでも「今いくら?」を瞬時に把握できる安心感は大きいです。
ポイント還元やキャンペーンも!
さらに、日本と同じようにポイントが貯まるのもお得。台湾での支払いでもPayPayポイントが付与され、条件によっては抽選キャンペーンなどの特典も用意されています。普段から使っている人にとっては、「海外でもいつもの感覚でお得に使える」というのはかなり魅力的です。
使い方もカンタン!

引用:PayPay公式HP
現地での使い方もシンプルです。お店のQRコードを読み取る方法(ユーザースキャン)と、アプリの画面を見せる方法(ストアスキャン)の両方に対応しているため、店舗ごとの違いにも柔軟に対応できます。しかも、支払い時には中国語での支払い画面を表示できるため、言葉に不安がある人でもスムーズにやり取りができます。
また、台湾旅行では欠かせない交通系ICカード「EasyCard(悠遊卡)」も、今後はアプリから購入できる予定です。これが実現すれば、空港到着後すぐにカードを用意できるため、移動もよりスムーズになります。
事前に準備すべき注意点
一方で、事前に準備しておくべき点もあります。
海外支払いモードは、本人確認(eKYC)を日本国内で完了していることが前提です。海外に行ってからでは手続きができないため、出発前に設定を済ませておく必要があります。また、現地のATMで残高チャージはできないため、あらかじめ十分な残高を用意しておくと安心です。
セキュリティ面についても配慮されています。海外利用時でもデータは安全な環境で管理され、現地の店舗などに個人情報が共有されることはありません。さらに、不正利用防止のため、新しい端末でのログインは制限されており、日本で使っているスマートフォンをそのまま使う必要があります。

台湾の街角風景
台湾でペイペイが使えるお店
では実際に、どんなお店で使えるのでしょうか?
台湾では共通QRコード「TWQR」に対応している店舗で利用可能なので、観光中によく立ち寄る場所でも活躍します。利用可能な場所は40万カ所以上とされていますが、その一部を紹介します。
最新情報は「TWQR」の公式サイトより調べることができます。
◆交通機関
台北MRT、新北MRT
桃園MRT、台中MRT
高雄MRT、台湾大車隊
大都会車隊、大都会衛星
◆コンビニ
7-Eleven
全家(Family Mart)
萊爾富(Hi-Life)
OKマート
◆スーパー・ドラッグストア・専門店
家樂福(カルフール)
全聯福利中心、大全聯
マツモトキヨシ、美廉社、屈臣氏
POYA、康是美、日薬本舗
IKEA、無印良品、NET
ユニクロ、新東洋
九乘九文具專家
金興發生活百貨
◆ショッピングセンター・百貨店
台北101、誠品生活
微風、林百貨
統一時代百貨台北店
Global Mall
タロコモール
Focus百貨
夢時代購物中心
◆飲食店・カフェ
一之軒、大戸屋
やよい軒、サイゼリヤ
八方雲集、鬍鬚張
頂呱呱、吉野家
スターバックス
85°C、丹堤咖啡
50嵐、CoCo都可
可不可熟成紅茶
迷客夏、麻古茶坊
COMEBUY、天仁茗茶
清心福全、Q Burger
マクドナルド
モスバーガー
バーガーキング
ケンタッキー
◆夜市(ナイトマーケット)
寧夏夜市、士林夜市
臨江街觀光夜市
艋舺夜市、師大夜市
南機場夜市
宜蘭東門夜市
逢甲夜市、花園夜市
花蓮東大門夜市
瑞豊夜市、六合夜市
ほか
台湾でも日本と同じように、コンビニ・飲食店・ショッピングといった幅広い場面で利用できるようになっていくため、旅行中の支払いはますますスムーズになっていくと思います!

引用:PayPay公式HP
台湾PayPay利用メリットまとめ
台湾でPayPayが使えるようになることで、旅行の快適さはぐっと上がります。実際に現地を歩くことを想像すると、そのメリットはかなり実感しやすいはずです。
◆支払いのストレス、減!
これまで台湾では現金や現地QR決済が中心で、細かいお金を用意したり、レートを気にしたりする場面が多くありました。しかしPayPayなら、日本で使っているアプリそのままで支払いが可能。財布を何度も開ける必要もなく、スマホひとつでスムーズに会計ができます。
◆日本円で金額を確認できる!
台湾ドルで表示されてもピンとこない……という旅行者は多いですが、支払いと同時に円換算されることで「今いくら使ったのか」が直感的にわかります。予算管理もしやすく、無駄遣いを防げるのも嬉しいポイントです。
◆ポイント還元!
台湾での支払いでもポイントが付与されるため、普段の買い物と同じ感覚でお得に利用できます。旅行中は何かと出費が増えるので、「使うほど少し得する」仕組みは意外と大きなメリットになります。
◆言葉の壁を感じにくくなる!
支払い画面には中国語の表示が出せるため、店員とのやり取りもスムーズ。「これで払います」と画面を見せるだけで通じる安心感は、初めての台湾旅行でも心強いはずです。
こうした点を踏まえると、今回の対応は「台湾旅行のハードルを一段下げてくれる存在」と言えそうです。現金を多く持ち歩く必要が減り、支払いもスムーズになり、さらにポイントまで貯まる。これまで以上に身軽で快適な旅が実現できるでしょう。
台湾はグルメや夜市、カフェ巡りなど、気軽にお金を使うシーンが多い旅行先です。だからこそ、決済のストレスが減るだけで旅の満足度は大きく変わります。これから台湾を訪れる予定があるなら、出発前にしっかり準備を整えて、この新しい支払いスタイルを活用してみてはいかがでしょうか。
記事執筆:加賀ま波 (MAHA)
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筆者プロフィール
加賀ま波(MAHA)
台湾大好きライター│ハンドメイド作家
著書に『台湾を自動車で巡る。台湾レンタカー利用完全ガイド』(なりなれ社/KKday・budget協賛)、『慢慢來 あの日の台湾210days』(想創台湾)がある。
2011年、はじめての台湾旅行中に東日本大震災が発生。台湾から見た日本の情景と、自分自身の台湾への無知さとの乖離に違和感を感じ「台湾をもっと知りたい」と思うようになる。同年、嘉義県大林のボランティア活動に参加し、台湾人の温かいおもてなしとキテレツな文化に触れ、帰国後もずっと台湾のことが頭から離れなくなる。その後も渡台を繰り返し、2021年のコロナ禍にワーキングホリデーと留学の夢を叶える。
現在は、美麗(メイリー)!台湾の専属ライターとして、取材執筆、SNS運営、イベント運営などを担当。個人の活動では「想創Taiwan」というブランドを展開、原住民レースなどでオリジナル雑貨を創作し日本各地の台湾関連イベントで販売中。HP・通販/Instagram
