ガジュマルの幹が壁を這い上がり、葉が屋根を覆いつくす「安平樹屋」

台湾南部

安平樹屋は、徳記洋行の裏手にあった会社の倉庫だったんです。広さは1400坪

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なんでこんなことになったか?当初はイギリスの商社「徳記洋行」その後、日本統治時代は「大日本塩業株式会社」戦後は「台湾製塩総廠」の倉庫として使用されておりましたが、台湾製塩総廠が移転し、たくさんのガジュマルが生い茂ることになってしまったんです。倉庫のレンガの壁は、砂糖、水、灰が含まれていて、カジュマルの根から石灰岩を溶かす根酸が分泌されるため、この土地での繁殖に適していたんです。

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安平樹屋のカジュマルは侵略性があるそうで、ガジュマル自らが繁殖地を拡大する傾向があるそうで、

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ガジュマルの枝と幹からは空気中の水分を吸う気根が伸び、湿度の高い場所ほど発達するそうです。

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屋根から突き出た枝と幹や垂れ下がった気根によって、葉が屋根を覆いつくしてしまってます。

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しかし、カジュマルの生命力には驚きを感じました。もともとはたった1本のガジュマルだったんです。70年以上も枯れることなくさらに成長しているとは!!

安平樹屋
台南市安平区古堡街108號

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